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ユーザー通信 209号 抜粋記事 10面上:OKK プライベートショー

ユーザー通信 WEB版

OKK、プライベートショー開催へ

 

7月25~26日、本社・猪名川製造所(伊丹市)

5軸MC+手動治具交換システム/協働ロボットの組み合わせで省力化提案

OKK(本社=兵庫県伊丹市、宮島義嗣社長)は、7月25日(木)~26日(金)の2日間、本社・猪名川製造所において、プライベートショーを開催する(開催時間は両日とも10時~16時)。今回は主に「省力化提案」をベースとした出展機種、IoT、加工精度向上やプログラム支援技術といったラインナップを展開する。

出展機種は、5軸制御立形マシニングセンタが『VC‐X350』と『VC‐X500』の2台、立形MCでは、昨年のJIMTOF(2018)で披露した『VB53α』をはじめ『VM43R』『VM53R』『VM660R』の4台、グラインディングセンタ『VP600GC』と合わせ計7台を予定する。

このうち、VC‐X350では手動治具交換システムとの、VC‐X500では協働ロボットとの、それぞれ組み合わせによる省力化提案を行う。

一方、兼ねてより協調を重ねている「OKKのIoT」として、『Net Monitor 4・0』(参考出品)による見える化(モニタリング)、タブレット利用の日常点検での稼働率向上(保全管理)については、引き続き、その「導入の手軽さ」をポイントにPRする。

『被削材別補正機能』を参考出品

また、加工精度向上では、機械に実装したセンサから得られる温度変化情報を基に、リアルタイムで加工点の変位を補正する、環境熱変位補正『ソフトスケール Cube』の標準搭載に加え、被削材と加工機械の線膨張係数の違いを補正し、加工精度を向上させる『被削材別補正機能』(参考出品)を新たに提案する。

さらに、プログラム支援技術としては、NCプログラムを知らなくても簡単に加工プログラムを作成できる、対話形NC自動プログラミング機能『WinGMC8』の体験コーナーを今回も開設するほか、高能率制御技術『ソフトAC』による高能率加工の実現と切削負荷監視の紹介にも注力していく。

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