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ダイジェット工業、正面フライスカッタ『PNS-Reborn』新登場

ニュースリリース ユーザー通信 WEB版

ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、高能率加工が可能な正面フライスカッタ『PNS-Reborn』(PNS形)の販売を開始した。

高能率かつ経済的な平面加工を実現する正面フライスカッタのラインナップ拡充へのニーズに応え、新たな製品を開発。エネルギー産業からステンレス鋼加工への適用要望を受け、幅広い被削材に対応可能な正面フライスカッタとしての実用化を目指した。主な特長は次のとおり。

①インサートは両面使用可能な10コーナ仕様で経済的②Ap=2㎜以下の場合、高送り切れ刃(切込み角27°)による高速高能率加工が可能。切込み角45°の正面フライスカッタと比較して、約1.6倍の刃当たり送りで加工が可能。③Ap=2㎜を超える場合、切込み角45°の切れ刃で最大5㎜と高切込みが可能。低回転領域においても高切込みによる高能率加工を可能とした。(特許取得済み)④インサートは、低抵抗なハイレーキ刃形を採用し、スムーズな加工が可能⑤新材種「DP1コート」「DS2コート」採用のインサートをラインナップ▽DP1コート・・・・コーティング被膜の靭性向上により、刃先状態のさらなる安定化を実現。コーティングの密着性を高め、一般鋼から高硬度材まで、安定した加工寿命を実現▽DS2コート・・・・平滑性に優れ、切りくずがスムーズに排出されることにより、耐溶着性に優れる。高硬度かつ酸化開始温度が高い被膜で、ステンレス鋼など幅広い用途で使用可能。

主用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼入れ鋼、ねずみ鋳鉄、ステンレス鋼の荒加工用。

サイズ・価格は、【PNS-Reborn コースピッチ(標準タイプ)】形番・サイズ:PNS形・・・・φ50~φ250 (8形番)【PNS-Reborn クロスピッチ(多刃タイプ)】形番・サイズ:PNS形・・・・φ50~φ250 (8形番)【PNS-Reborn インサート】形番:PNMU形・材種:DS250,DP117,DP150。


▲左:PNS-Reborn本体_クロスピッチ 右:PNS-Reborn本体_コースピッチ

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