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ユーザー通信204号 東日本会場に『VB53α』が初登場

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OKK
冬のプライベートショーがスター

 

OKK(本社=兵庫県伊丹市北伊丹、宮島義嗣社長)は1月24~25日、同社東京テクニカルセンター(さいたま市北区日進町)で「東日本プライベートショー」を開催した。
今回は、5軸制御マシニングセンタ『VC‐X500』、立形MCの『VM43R』『VM660R』『VB53』に加え、昨年10月から販売を開始し、JIMTOF2018で披露された『VB53α』がプライベートショーに初登場し、計5台が展示され、デモ加工やワークのサンプル展示が行われた。
VB53αは、金型、精密部品向けに高品位な加工を実現する立形MCの新製品で、高速加工時の残留振動を極限まで抑制し、加工面品位の向上と加工時間の短縮を実現する。
一般工場環境での温度変化に適応し、加工精度の安定化をサポートする環境熱変位補正「ソフトスケールCube」を搭載し、また、金型の高速高品位加工を支援する、リニアスケール、高分解能(小リード)ボールねじ、ハイパーHQ制御、大容量データサーバを標準装備するなどの特長をもつ。
なかでも、同社の説明担当者は、「2面拘束・主軸回転速度2万回転の標準装備により、微細ワークの加工が、より手軽に行える」点を強調した。
また、今回も会場では岡本工作機械製作所がコラボ出展し、精密平面研削盤『PSG‐SA1シリーズ』を展示した。さらに開催両日には、三菱電機のメカトロニクスフェアが同日程で開催されており、会場の東日本メカトロソリューションセンター(さいたま市南区)とを結ぶシャトルバスが運行され、OKKによる特別講演などコラボ企画が実施された。
なお、OKKプライベートショーは引き続き、2月21日(木)~22日(金)に同社本社・猪名川製作所にて、中部・西日本展が開催され、VB53αが登場するほか、VM53R、VM660R(以上、立形MC)、VC‐X350、VC‐X500(以上、5軸制御MC)の展示が予定されている。

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