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news-【新製品・新技術コレクション タンガロイ特集②】

ニュースリリース

中~重切削・旋削加工の革新的工具『TurnTen-Feed』

タンガロイは、中~重切削・旋削加工において、高能率加工と高い経済性を両立した革新的工具『TurnTen-Feed』(ターンテンフィード)の販売を開始した。
航空機産業や重電重工産業、建機産業において製造される大型部品は、金属除去量が多く加工時間が長いため、生産性の向上、高能率加工が求められるうえ、部品自体が大きく高価であるため、信頼性の向上も併せて求められている。これらを実現するためにTurnTen Feedは開発された。主な特長は次の通り。
①両面10コーナ仕様により高い経済性を実現。
②インサートクランプにはダブテイル機構を採用し安定加工を実現。
③中~重切削加工用の新MNWチップブレーカにより、優れた切りくず処理性を実現。
④刃先に設けたワイパー仕様により、高送り加工でも優れた加工面を実現可能。
⑤2種類のホルダ(高切り込み用、高送り用)により広範囲の加工領域に対応可能。
⑥インサートは2形状を設定、材種は旋削加工用CVD材種「T9200シリーズ」を設定。

 

『MiniForce-Turn』 に一般外径旋削加工用ホルダ拡充拡充

タンガロイは、新発想両面仕様インサートと独創的なポケット形状により高経済性と安定加工を可能とする『MiniForce-Turn』(ミニフォースターン)に、シャンク角20mmと25mmのオフセット付き一般外径旋削加工用ホルダを拡充した。
発売以来好評を得ている次世代工具シリーズ MiniForce-Turnは、従来のポジティブタイプインサートと同等の低抵抗化を実現した新発想の両面仕様インサートとなっており、ユーザーの大幅な工具費削減に寄与する。
今回、一般外径旋削加工で多く使用されるシャンク角20mm・25mmを拡充したことにより、小物部品加工だけでなく一般外径旋削加工においても低抵抗化による高い信頼性と両面仕様インサート形状による工具費低減を実現する。主な特長は次の通り。
①シャンク角20mm・25mm(WXGU・DXGU・VXGUの3形状に対応するホルダ)を拡充発売②両面仕様インサートでポジタイプインサートなみの低抵抗を実現③インサートの浮き上がりを抑えるダブテール構造を採用し、かつクランプ剛性を向上させ工具寿命を安定化。

 

ファインボーリングシステム『SwissBore』

タンガロイは、マシニングセンタや複合加工機の高精度ボーリング加工に対応する、デジタル表記による工具径微調整機能つきファインボーリングシステム『Swiss Bore』(スイス・ボア)の販売を開始した。
近年、自動車および航空機、金型産業では、部品の高精度化が進むなか、高精度ボーリング加工が可能な工具が求められており、タンガロイは、デジタル表記で視認し易く、機上で容易に工具径の微調整が可能なSwissBoreを発売した。
SwissBoreは、バックラッシュがないダイレクト工具径計測機構を採用した高精度デジタルディスプレイユニットを設定し、1μm単位の工具径調整を可能としている。
また、Φ9.75mmからΦ2205mmまで対応するボーリングヘッドシリーズや各種機械のインターフェースに対応するマスターシャンクシリーズ、深穴加工に対応するエクステンション・リダクションアダプタなど、多くのアイテムを設定したモジュラー式クイックチェンジシステムとなっており、幅広い高精度ボーリング加工に対応が可能である。

 

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