ユーザー通信202号抜粋 JIMTOF2018ピクトリアル②
オーエスジー
新製品ネーミングは『トリプルレボリューション』
オーエスジーは11月2日、兼ねてより一般公募していた「Aブランド」の新製品、高能率3枚刃油穴付き超硬ドリル『ADO-TRS』のネーミング発表を出展ブースのステージにて行った。
当日は最終選考(総応募数750件)に残った3名がJIMTOFに招かれ参列するなか、ネーミング大賞は、㈱クラタの亀蔦璃沙さん(写真前列右から3人目)の『Triple Revolution(トリプルレボリューション』に決定し、同社から賞金が贈られた。オーエスジーでは、「3枚刃では困難とされる問題を解決し、ドリル界に革命(Revolution)を起こすADO-TRSに相応しい」と採用理由を説明。同製品の発売は来年(2019年)春を予定している。
初の15万人超え動員「JIMTOF2018」IMTOF2018」
「つながることはバリアではない」を実感
11月1日のオープニングセレモニーでは、日本工作機械工業会(日工会)の飯村幸生会長(東芝機械会長)が主催者を代表しあいさつ。今回のテーマである「つながる未来、技術の大樹」に添い、日工会の会員メーカーの出展機を「つなぐ」大規模なIoTの企画展示(東7ホール)について、「常日頃、競争しているさまざまなメーカーの機械が、問題なく、互いにつながる様を見れば『つながる』ことは、もうバリアではないと実感できるはず」と強調した。
なお、過去最多の出展規模(1,085社)により「史上最大」として開催された今回の来場者数は、153,103人(うち海外は12,791人)を数え、当初からの期待どおり、初の15万人超えとなった。特に11月2日(金)が突出した賑わいをみせた。
東芝機械
東芝機械は横形MCとターニングセンタの新製品、超精密立形加工機を出展するなか、工作機械・射出成形機・ダイカストマシン・押出成形機の工場設備に特化したIoTの紹介に注力。
ヤマシタワークス
ヤマシタワークスの鏡面仕上げ装置『AERO LAP』(販社・日本スピードショア)は今回、珍しいシルバーボディが登場。ロボットシステムとのコラボによるパフォーマンスの探求が続く。
安田工業
立型5軸MC4台を出展した安田工業は、2018 SUPER GT500クラス「TEAM MUGEN」を応援しており、今回は新たなブース装飾の一環として、電動レーサーバイク『神電』(SHINDEN)が登場。
ミツトヨ
ミツトヨは、国内販売・サービスを開始した大型部品計測に最適なレーザトラッカ『Space Tracシリーズ』を特設し、付加価値向上と製品ラインナップ充実のアピールに努めた。
2018年12月29日