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ユーザー通信202号抜粋 JIMTOF2018ピクトリアル①

ユーザー通信 WEB版

三菱マテリアル
275名迎え「2018 JIMTOFツアー」懇親会

 

三菱マテリアルは、流通代理店・ディーラーの参加企画「2018 JIMTOFツアー」初日の11月4日、275名招待のもと、グランドニッコー東京台場を会場に懇親会を開いた。

加工事業カンパニープレジデント 中村伸一常務執行役員はオープニングで、上期の状況を「国内販売では業界水準よりやや上回る実績、海外も軒並み堅調に推移」と報告しつつも、「いまメーカーは、つくり負けの状況」との懸念も交えた。

また、確実な設備投資や今回のJIMTOFでもテーマとなったコネクテッド、デジタライゼーション等のキーワード、世界の政治環境の変化等にも言及し、「安心し、自信を持ってDIAEDGE製品の拡販に尽力願いたい」と場を鼓舞、開宴へといざなった。

 

DMG森精機
特設オープンステージでテクニカル記者会見

 

DMG森精機は会期初日の11月1日、森雅彦社長(写真左)とDMG MORI AGのクリスチャン トーネスCEOが、特設オープンステージでのテクニカル記者会見に臨み、まず、22台の工作機械、300点のワークピース、40名のアプリケーションエンジニアと構成を説明。アプリケーションエンジニアのうち10名は女性であり、「今後はさらに女性エンジニアを増員していく」方針にも言及した。

また今回は、東8ホールを一棟丸借りでの出展を果たし、「一見、派手な振る舞いと見られそうだが、多種多様な計22台の機械を、6日間で搬入し、据え付けた展示状況で『DMG MORIに1週間与えていただければ、22台・約30億円分の機械工場が完成する』ことを表現した」と強調した。

メイコーマシン
「手回し」装置など人気は健在

 

これまで出展場所が人目につく西ホールのアトリウム(中庭)だったこともあり、「直に触る」ことで評判を得ていたメイコーマシンの製品群。今回は新製品として、手回し仕上げ装置『サラエ丸』の6倍速(写真奥)、Z軸原点設定器『エムマス』のON-OFF切り替えレバー式マグネットタイプ(同手前)を出品し、階上(西4ホール)へとブースは移ったものの、そのニーズ、人気ぶりは健在だった。

 

源利電磁工業(メカロック)
『キャンドルフィルター』JIMTOF初出展

 

濾過精度1μm、自動逆洗装置を備え、超硬合金工具研削盤に最適な『キャンドルフィルター』がJIMTOFに初出展(日本総代理店:メカロック)。メーカーの台湾・源利電磁工業は1980年の創業以来、一貫して台湾の金属加工業界にクーラント濾過をはじめ、さまざまなクーラント関連装置を40年間にわたり開発・製造、供給してきたリーディングカンパニーで、幅広い市場の要望に応えている。

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