ユーザー通信201号抜粋 『OKK × JIMTOF2018』 金型加工対応の立形MC新製品『VB53α』など出展
『OKK × JIMTOF2018』
金型加工対応の立形MC新製品『VB53α』など出展
OKK(本社=兵庫県伊丹市北伊丹、宮島義嗣社長)はJIMTOF2018で、「高剛性の継承と発展、つながる未来」をテーマに、次の5機種を出展する。
セラミックス・石英ガラス加工に対応するグラインディングセンタ『VP1200GC』、省力化を提案する『VC‐X350』(5軸制御立形マシニングセンタ)、伝統の重切削加工機『MCH5000R』(横形MC)、「削りのOKK」を象徴するベストセラー機の『VM53R』(立形MC)といった既存機種に、この10月から販売を開始した立形MCの新製品『VB53α』が加わる。
金型、精密部品向けに高品位な加工を実現するVB53αは、機械本体の振動減衰性能を向上させることにより、送り加減速時の工具刃先振動を20%改善し、同時に加工時間も10%短縮したほか、金型の高速高品位加工を支援するリニアスケール、高分解能(小リード)ボールねじ、ハイパーHQモードB、大容量データサーバを標準装備した。
また、環境熱変位補正「ソフトスケールCube」の採用により、長時間安定した加工精度を維持(8μm/8℃)し、一般工場環境での温度変化に対応し、加工精度の安定化をサポートする。
機体に設置した温度センサでCube(立方体)の変形を推定して加工点の熱変位を補正するソフトスケールCubeについては、対話形NC自動プログラミング機能「Win GMC8」(N800シリーズ対応)や、「手軽さ」「導入しやすさ」をコンセプトに開発したNet Monitor4・0シリーズとともに、IoT、支援システムの最新テクノロジーとして紹介する。
2018年11月8日