ユーザー通信201号抜粋 『安田工業 × JIMTOF2018』 高精度微細加工の「ワンランク上」「次の領域」を披露
『安田工業 × JIMTOF2018』
高精度微細加工の「ワンランク上」「次の領域」を披露
安田工業(本社=岡山県浅口郡里庄町浜中、安田拓人社長)はJIMTOF2018に、MICRO CENTER『YMC430 Ver.Ⅲ』『YMC650 +RT20』、PRECISION CENTER『PX30ⅰ』、CNC JIGBORER『YBM Vi40 Ver.Ⅱ』の立型5軸マシニングセンタ4機を出展する。
今回展示の主なアピールポイントを整理すれば、まず、低振動・高精度の4万回転スピンドルで高精度・高面品位な仕上がりを実現する YMC430 Ver.Ⅲでは、低振動・低発熱の8万回転スピンドル(HSK‐E25)を搭載し、極限までの高面品位加工の領域を追求する。
また、機械の左右どちらにでもロボットの設置ができ、ロボット1台に機械を2台接続することも可能など、各種ワークチェンジャー、自動化にフレキシブルに対応する。
新開発E40スピンドルで重切削性を向上
次に、700×550㎜のテーブルを搭載し、ダイプレート、ライトガイドなど微細加工を要求される大きなワークや多数個取りの要求に対応する YMC650 +RT20は、スピンドルに新開発のHSK‐E40を搭載し、従来のHSK‐E32スピンドルよりも高い剛性を備え、重切削性を向上させている。YMC650の高精度な機械構造とHSK‐E40スピンドルを組み合わせることによって、重切削性と高精度仕上げの両立を実現している。
さらに、5軸オプションではYASDA製のロータリーテーブルRT20を搭載しており、RT10よりもさらに大きいワークディメンジョン(製作寸法)を備えつつ、高精度5軸加工を実現する。
そして、進化するフラッグシップ5軸機 YBM Vi40 Ver.Ⅱは、参考出展としてDDモータを搭載する。
そのほか、IoTソリューション、センシング関係についても豊富に展示するなか、ブース装飾においても新展開として、「これまでにない展示物」の登場が控えているという。
2018年11月2日