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ユーザー通信197号抜粋 今年も「東芝機械グループソリューションフェア」が大盛況

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今年も「東芝機械グループソリューションフェア」が大盛況

「先進自動車への対応」を注力ドメインに7千人が来場

東芝機械(三上高弘社長)は、5月17~19日にかけ、沼津本社・工場(静岡県沼津市大岡)と御殿場工場(同御殿場市駒門)の両会場にて、プライベートショー「東芝機械グループソリューションフェア2018」を開催した。
来場者は3日間で6909人を数え、昨年(6623人)を上回り、最高記録をさらに更新した。
各事業の注力ポイントは、射出成形機は自動車部品、光学(CFRP成形、ハイサイクル化、システム提供)。ダイカストマシンは自動車部品、電子機器(成形品の高品質化、構造体に適用)。押出成形機はリチウムイオン電池、光学(フルライン提供)。
そして、精密加工機では自動車用光学、スマートフォン(さらなる先進化、生産増対応)。工作機械では自動車用金型、航空機(航空機強化、NC操作性向上)といった、総合機械メーカーとしての選択と集中にて、「先進自動車への対応」を注力ドメインとした。
そんななか、工作機械では、自動車産業で加工品質・加工効率が求められる大型アルミダイカスト金型などに対応した横形マシニングセンタ『BM‐1000Q』(※写真)を御殿場工場内で初披露し、自動車用ダイカスト部品の加工実演を行った。
高剛性クイル繰出主軸の搭載、ワークへの柔軟なアプローチを可能とするBM‐1000Qとは別に、ユニバーサルヘッドを搭載し、複雑形状を1段取りで5軸加工が可能な『BM‐1250U』は御殿場テクニカルセンター(以下、TC)に展示され、BMシリーズのそろい踏みとなった。
TCでは、BM‐1250Uによるダイカスト金型仕上加工、チタン製ブリスク5軸加工のほか、航空機等で使用される耐熱難削材加工の加工コスト低減、納期短縮に寄与する大型金属3Dプリンタによるファンケース造形など、数々の実演が行われた。
また、ナノ加工システム事業部が担当するセミナーでは、超精密立形加工機『UVMシリーズ』におけるオペレータ支援機能や最先端の超精密加工システムの紹介、解説を連日実施した。

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