オンラインショップ『my DMG MORI eMarket』が本格稼働

DMG森精機(グローバル本社=東京都江東区、森雅彦社長)のグループ会社であるテクニウムは、カスタマーポータル『my DMG MORI』の新機能として、昨年11月のJIMTOF2024にてオンラインショップ『my DMG MORI eMarket』を発表し、このたび機能をより充実させ、本格的に稼働を開始した。
2018年に開始されたmy DMG MORIは、オンライン上で保有機のマニュアル閲覧、修理・復旧依頼、スペアパーツ手配、e-ラーニング受講などを行える、顧客専用のポータルサイトである。工作機械は10年以上の長期使用が想定されるため、my DMG MORIを通じて、機械のライフサイクル全体にわたり、顧客のマシニング・トランスフォーメーション(MX)の推進を支援している。日本国内ではすでに約13,000社が登録している。
今回、会員限定で提供を開始したmy DMG MORI eMarketでは、切削工具や素材など、DMG森精機認定周辺機器(DMQP)の中で定期的に追加購入が必要となる消耗品「ライフサイクルDMQP」も簡単に購入可能となった。2022年に開始された機械のスペアパーツを販売する「パーツセレクター」も利用できる。トラスコ中山が提供する「トラスコオレンジブック.Com」と連携し、約600万点の豊富な品揃えで、最短当日の発送を実現している。また、my DMG MORIの保有機情報と連携し、導入済みの周辺機器を機械別に一覧表示でき、必要な商品を容易に注文できる。支払い方法は掛け払い(請求書払い)とクレジットカード払いの両方に対応している。
さらに、my DMG MORI eMarketは、商品の購入だけでなく、工具や加工プログラムに関する課題を相談できる場としても機能している。同社と工具メーカーの経験豊富なエンジニアが連携し、顧客の課題を解決するために最適なソリューションを提案する。国内のみならず、欧州を中心に海外にも多くの高品質な工作機械周辺機器メーカーが存在している。工作機械だけでなく、ノウハウや国内外のDMQPパートナーの高品質な製品を併せて提案し、顧客の生産性向上を支援している。DMG森精機は今後も、my DMG MORIを通じて、より良いサービスの提供に努めていく。
▲24時間いつでもオンライン注文が可能
2025年4月24日