【JIMTOF2024】ダイジェット工業 深掘り・アルミ加工技術の改善事例提案
高能率・高性能な最新MC加工用工具を中心に出展
ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)はJIMTOF2024で、多様化・難削化する被削材に適応し、製造現場での加工改善につながる高能率・高性能な最新MC加工用工具(金型加工用工具・ドリル)を中心に出展する。
主なラインナップは、高送り加工用TA工具「EXSKSシリーズ」、多機能工具「エアロチッパーミニ」、高精度超硬ソリッドドリル「ストライクドリル」、超硬シャンクアーバ「頑固一徹」、ヘッド交換式工具「モジュラーヘッドシリーズ」等、豊富な陣容。このうち、エアロチッパーミニとEXSKSシリーズの特長をピックアップする。
エアロチッパーミニは、EV車向けや部品軽量化により、アルミ加工用工具の需要増に対応すべく、昨年12月に新登場。小型インサート採用かつ小径多刃仕様とすることで、従来品のエアロチッパーと比べ、さらに高速高能率な加工が可能となった。全周研削による高精度な3次元ブレーカ形状のインサートにより、切削抵抗を低減。高精度な本体設計で刃先精度が高く、優れた立壁加工精度と正面加工精度が得られる。飛散防止の平行キー構造の採用で、インサートの動きを抑制し、高速回転にも対応する。
EXSKSシリーズは、両面使用可能な6コーナの経済的なインサートで、極限の高送り加工を可能とする高送りカッタ。インサート拘束面には「ダブテイル構造」を採用し、安定した長寿命を実現する。小径多刃の05タイプ、切れ味と強度を両立した07タイプ、高切込み高送り加工が可能な09タイプの3種類をそろえ、加工用途に応じた最適な工具の選定が可能となる。
11月8日午後に、ワークショップ開講
なお、ダイジェット工業はJIMTOF会期中の11月8日(金)15時~16時に、会議棟6階606会議室 にて、『頑固一徹による深掘り加工技術と、アルミの高機能刃先交換式工具』と題した出展者ワークショップを開講する。
ギガキャストの普及により深堀り加工のニーズが高まり、軽量化を目的にアルミ加工が増えている現状を受け、「頑固一徹」による深堀り加工技術と、エアロチッパーミニによる改善事例を紹介する。
【小間番号・W1043】
▲前回JIMTOF2022でのDIJETブースの賑わい
2024年10月23日