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オーエスジー、「新しい」にチャレンジ! 「RTJ2024」でロボット部品加工、非鉄用DLC超硬エンドミルなど最適工具を披露

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産業用ロボットと自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン2024/RTJ2024」(主催・ニュースダイジェスト社、共催・愛知県機械工具商業協同組合)が7月4~6日まで、愛知県常滑市のAichi・Sky・Expo(愛知県国際展示場)で開催され、3日間で4万6405人が来場し、前回展を上回った(22年展は4万1880人)。

人手不足を背景に自動化へのニーズが一段と高まる昨今、会場では、ロボットメーカーだけでなく、ロボットハンドやセンサーなどの周辺機器、AGV(無人搬送車)、計測システムなどの自動化関連に加え、工作機械などの産業機械メーカーも多数出展し、製造現場での実用的な自動化システムが多数展示されたほか、自動化へのニーズが高まる物流や食品、包装分野向けのロボットを活用した自動化提案など、244社・団体が出展した。

そんな中、オーエスジー(本社=愛知県豊川市、大沢伸朗社長)のブースでは、ロボット部品加工に適した各種工具や、非鉄加工に適した標準仕様で耐溶着性や潤滑性が求められるアルミニウム合金などの非鉄金属に威力を発揮する、非鉄用DCL超硬エンドミル『AE‐TS‐N・AE‐TL‐N』をはじめ、タップ、ドリル、エンドミルなどAブランド工具、歯車を加工するスカイビングカッタ等々、製造現場での様々な加工シーンに合わせた、最適な工具と技術を提案した。

オーエスジーブースの説明担当者は、「今展では、ロボット部品加工、非鉄用DLC超硬エンドミル、Aブランド工具を中心に展示・提案している。大きく変化する市場において、成長分野に注力し、常に『新しい』にチャレンジすることを、徹底していきたい」と強調した。オーエスジーのこういった流れは、昨年11月の「IPF Japan 2023」(国際プラスチックフェア/幕張メッセ)、同12月の「SEMICON Japan 2023」(エレクトロニクス製造の国際展示会/東京ビッグサイト)への出展等に見て取れるように、次第に加速、顕著となってきている。

「新しい」という意味では、工具自販機『MONOlithbox(モノリスボックス)」の登場をアピールする場ともなった。モノリスボックスは、24時間365日、必要な時に必要な工具を、必要な数購入でき、デジタル管理で在庫切れリスクを低減。自販機内の在庫数や購入数をリアルタイムで確認できるなど、工具の発注・管理のDX化を実現する。遠隔地の管理や他部署への情報共有も可能で、「2024年物流問題対策としても有効」だと続けた。


▲成長分野に注力するOSGブース

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