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GTJでは「梨地」処理アピール(日本スピードショア)/INTERMOLDに『エアロラップ』ロボット仕様出展(ヤマシタワークス)/

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鏡面仕上げ装置『AERO LAP』(エアロラップ)のメーカー、ヤマシタワークスとその販社、日本スピードショアは、3月8~10日に千葉・幕張メッセで開催された「Grindig Technology Japan 2023」にて、エアロラップ「YT-300」とともに、日本スピードショアが取り扱う、金属表面処理装置『ユニフィニッシュ UFN-55 PRO』(Sablux社)を出展し、金型の問題を根本解決する「マイクロフィニッシュ処理」をアピールした。マイクロフィニッシュ処理は2段階の超低圧ブラストにより、金属表面の状態を緻密化し、さまざまな問題を解決する。「エアロラップが鏡面処理であるのに対し、ユニフィニッシュは『梨地』(なしじ)=曇らせる、ザラザラ、緻密に粗すような処理を施す。領域は全く別だが、エアロラップの前処理、代用としての提案を狙った『共演』展示」だと日本スピードショアの説明担当員。

なお、ヤマシタワークスは、4月12日(水)~15日(土)に東京ビッグサイトで開催される「INTERMOLD2023」にて、エアロラップYT-300と同「YT-1000」ロボット仕様を出展。ロボットによる規則的な加工で品質安定、磨き作業の自動化で作業者の負担軽減等を提案する。【小間番号・1-405】

▲GTJ出展で共演の「鏡面と梨地」

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