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トラスコ中山 第60期定時株主総会/中山達也氏が新任取締役就任

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トラスコ中山(本社=東京都港区、大阪市西区)は3月24日、東京・千代田区のホテルニューオータニを会場に第60期定時株主総会(令和4年12月期)を会場出席(141名)とオンライン視聴(ライブ配信98名)にて開催した。

今年も会場には株主以外に、間もなく入社予定の新入社員およびインターンシップ生らが出席。中山哲也社長は、「株主総会も立派な企業PRの場と考えている」として株主に理解を求めた。中山社長が議長を務める中、議事次第は開会宣言、年間ダイジェスト(スクリーン上映)、事業報告、監査報告、議案説明、事前質問の回答、会場出席の株主との質疑応答、議案採決、閉会宣言と進行。中山社長は年間ダイジェストにおける「会社休日を暦通りに変更」と「生活支援臨時ボーナス支給」について次のように補足した。休日変更は、「昨年4月より積立有休の上限を撤廃し、無制限に積み立て可とした。退職時に全て使い切るか買い取りもOK。これらと併せ休日を暦通りに変更した。会社としては5日間営業日が増加しており、年中無休のネット通販企業、ホームセンターからは『出荷日が増えた』と非常に喜んでいただけている」。臨時ボーナス支給は、「いまでこそ賃上げや手当支給が叫ばれているが、昨年5月の段階ではそれほど話題にはなっていない時期だったが、早々に支給を決定、実施した(5月13日)。正社員は最高30万円、パートタイマーは最高10万円の支給となり、総額は約5億2千万円となった」。

「次の『違い』生み出す力を磨き、仕組みへの昇華が使命」(中山達也取締役)

また今回、第1号議案・取締役8名選任の件において、新任取締役として承認された中山達也氏はあいさつに立ち、「当社は約30年前から物流センターへの投資を始め、在庫、デジタルツールを中心に独自の利便性を確立してきた。それは、早くからその重要性を見抜き、信じ、継続的に強化してきたからこそのこと。新たに取締役に加えていただいた者として、今後の当社を支える第4、第5の力を磨き、それらを連鎖させ新たな成長を実現させること、データやAI等、次の『違い』を生む力を磨き、トラスコならではの仕組みに昇華することこそ最大の使命であると考えている」旨決意を示した。

▲新たに承認された中山達也取締役あいさつ(PC画面のスクリーンショット)

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