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ユーザー通信244号 4面:三菱電機 インドでFA制御システム製品の新工場建設

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来年末稼働開始予定、約31億円を投資

三菱電機(本社=東京都千代田区)は、需要増加が見込まれるインドのFA制御システム製品の事業拡大に向け、インドの製造・販売拠点であるMitsubishi Electric India Pvt.Ltd.(三菱電機インド=MEI、代表者・田村一彦氏)に約31億円を投資(土地・建物・生産設備を含む)し、インバーターを中心とするFA制御システム製品の新工場を建設する。

インドのFA市場は、自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心に、年率約8%の成長を続けており、今後もさらに市場拡大が見込まれている。インドにおける同社のFA制御システム事業は、1990年代半ばに事業を開始して以降、2012年にインドのFA制御システム製品メーカーを買収し、開発拠点の開設やサービス拠点の拡充に加 え、2013年にインドでの生産を開始するなど、継続的な事業体制強化が進められてきた。同社は今回、インドのマハラシュトラ州プネ近郊に新工場を建設し、消費地での生産を拡大することで、今後の需要増加に対応した安定供給を実現し、インド政府のMake ㏌ India政策に貢献する。またCO2排出量削減の取り組みを強化することで、カーボンニュートラルの実現を目指す。

【新工場概要】▽敷地面積=約4万㎡▽延床面積=約15400㎡、2階建て▽稼働開始=2023年12月予定▽脱炭素化への取り組み=高効率の空調設備およびLED照明機器などの導入▽SDGsへの取り組み=工場排水の再利用(地下浸透処理および緑化)。

▲インド新工場の完成予想図

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