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ユーザー通信244号 3面:ダイジェット工業 生悦住望氏しのぶ 大阪で「お別れの会」 370人参列

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昨年12月に87歳で死去したダイジェット工業会長の生悦住望氏のお別れの会が7月27日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開かれた。370人の参列者が遺影に献花し、その朗らかな人柄で多くの友人、知人から愛された故人をしのんだ。

生悦住氏は昭和9年、東京都世田谷区に生まれ、昭和33年に慶応義塾大学法学部を卒業の後昭和36年にダイジェット工業に入社、先代・貞太郎氏とともに同社の礎を築き上げて後に、先代が果たせなかった株式の東証1部上場を成し遂げた。また、旧・超硬工具協会においては、副理事長、常任理事を長きにわたり務め、役職では30年間で4つの担当を全うし中枢役員として発展を主導、45年間の歳月を協会とともに歩み多大な功績を残した。

▲祭壇に花を手向ける参列者

▲パネル展示で故人の足跡・業績をたどる

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