ダイジェット工業 『へプタミル』にワイパーインサート追加
ダイジェット工業は、好評を得ている高能率加工用工具『へプタミル』に、ワイパーインサート XDHW080610ZER-Wを追加し、販売を開始した。
ミーリング荒加工の大きな切込み深さにおいて、切りくず排出量を高め、 高能率加工を可能にしたヘプタミル HEP形に追加したワイパーインサートの主な特長は、次のとおり。
①名前の通り7角形(ヘプタゴン)のインサートを使用したカッタであるヘプタミル HEP形は、7コーナ使用可能最大切込み深さが5㎜、また切れ刃最大切込み深さは12㎜まで可能であり、形状部荒加工において エアカット時間を短縮し、高能率加工が可能である。
②全周研削(H級)のワイパーインサートは、ワイパー刃の大R形状と良好な切れ味で優れた仕上げ面精度が得られる。
③ワイパーインサートの径方向の当たり面を大幅に増大することで、強固なクランプを実現し、ヘプタミル HEP形による荒~仕上げ加工までを可能とした。
主用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、焼き入れ鋼、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳 鉄、ステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金等の仕上げ加工。インサート材種はJC8011。
▲へプタミル ワイパーインサート
2022年6月19日