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タンガロイ 縦置き型インサート使用の『TecMill』シリーズに直角肩用大径工具と平面重切削用拡充

ニュースリリース

タンガロイは、縦インサートタイプの採用で、剛性が高く重切削に適した直角肩加工用カッタ『TecMill』(テック・ミル)に最大径φ250mmの大径タイプを拡充。さらに同じインサートを使用可能な切込み角60度の平面重切削用カッタを新たにラインアップに加え、販売を開始した。(4月4日~)

TecMillは、中~大型機械での重切削、荒加工に最適な直角肩加工用カッタシリーズで、刃先強度の高い縦インサート型を採用し、さらにポケットが小さく工具剛性も高いことから、重切削においても安定した高能率加工を実現する。これまで、加工径φ32~φ125mmに対応するボディをラインナップしていたが、この度、工具径φ160~φ250mmを新たに追加した。また、従来と共通のインサートを使用でき、60度の切込み角を持つ平面加工用カッタも新たにシリーズ化する。TecMillの特長である縦インサートタイプを継承したことで、非常に高い刃先強度を備え、最大切込み12mmでの重切削が可能。工具径はφ100~φ250mmを設定しており、取り代の大きな平面の重切削用に効果的である。

どちらのタイプにも敷金を搭載し、万が一インサートが欠損してもボディへの影響を最小限に抑えることができ、非常に信頼性に優れた仕様。使用するLMMU16-MJ形インサートは、両面仕様4コーナタイプで経済性も優れる。材種には、高い欠損性を誇る鋼・ステンレス用最新材種「AH3135」をはじめ、ステンレス鋼用として定評のある「AH140」材種のほか、鋳鉄や難削材など幅広い被削材に対応する「AH120」と「AH725」、鋼・ステンレスの高速加工に最適な「T3225」、鋳鉄用「T1215」をラインアップしている。

TecMillシリーズは、大径の直角肩加工用だけでなく、平面の重切削用としても高い性能を発揮し、ユーザーの加工コスト低減に大いに貢献する。(計16アイテム)

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