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「一般社団法人日本AM協会」を新たに設立

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AM(Additive Manufacturing)の普及促進を目指して2014年2月に設立した「3Dものづくり普及促進会」は、様々な公的機関、研究機関の支援や民間企業の協力を得て活動してきており、日本におけるAM市場をさらに広げるため、同促進会を発展的解消し、3月8日に「一般社団法人日本AM協会」を新たに設立した(大阪市西区西本町1-14-18)。

日本AM協会は、近畿経済産業局施策「Kansai-3D実用化プロジェクト」の事務局としての活動を引き継ぐとともに、今後、同協会が中心となって同プロジェクトを推進していく。

日本AM協会は、AM関連技術分野の正会員・賛助会員による最新情報発信イベントやユーザー企業に対する各プロセスでの技術相談や導入支援、参考となるユーザー事例紹介、AM活用に必要な人材育成プログラムの提供、各分野の会員企業による各種ソリューション連携、ユーザー企業の連携機会の提供などの活動を通じて、AM市場の活性化を図る。

キックオフイベントとして、海外で成功事例を出し、AM市場を先導している航空宇宙・防衛産業をテーマとして、6月にJAXA、7月に防衛装備庁のご協力を得て、技術紹介や取組み、AMへの期待などを講演いただくセミナーを実施する。また、同協会HP上で、eラーニングによる人材育成プログラムやその他セミナー・イベントの発信を開始する。

▲3月17日、立花エレテック内で記者発表に臨む永安悟会長(代表理事)

 

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