ダイジェット工業 ソリッドモジュラーヘッド『ボールSヘッド』新発売
高硬度材や難削材の荒~仕上げ加工まで対応
ダイジェット工業は、好評を得ているソリッドモジュラーヘッド「Sヘッド」に、高硬度材や難削材の荒~仕上げ加工まで対応する、4枚刃ソリッドボールエンドミルモジュラーヘッド『ボールSヘッド』(SMHB形)を追加し、販売を開始した。主な特長は次のとおり。
①高能率な荒加工から仕上げ加工まで幅広く対応可能な、4枚刃のソリッドボールエンドミルモジュラーヘッド。
②刃先中心部にサブポケットを設けた独自の刃形状を採用し、良好な切りくず排出性で安定した加工が可能。
③ボール部および外周刃のねじれ角度を大きくし、切削抵抗の低減、および、びびり振動を抑制した。ボール切れ刃のR精度は、Φ16で8μm、Φ20で10μmと高精度。
④超硬コーティング材種に、新材種「DH115」を採用。 超硬母材は、硬くて強靭性な微粒子合金を使用し、コーティング被膜は、 耐高温酸化性・耐衝撃性・被膜靭性および密着性において優れたPVD被膜「DH1」を採用、高硬度材や難削材加工で長寿命化を実現する。
主用途は、被削材=炭素鋼、合金鋼、焼き入れ鋼、ステンレス鋼、耐熱合金鋼。加工形態=荒~仕上げ加工用。サイズは、Φ16(R8)、Φ20(R10)の全2形番。
2022年2月14日