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ユーザー通信238号 6面 【訃報 】生悦住望氏(ダイジェット工業会長)

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旧・超硬工具協会中核役員として発展を主導

ダイジェット工業代表取締役会長の生悦住望氏(=いけずみ・のぞむ)が昨年12月8日、87歳にて逝去し、これに伴い、同日をもって代表取締役を退任した。葬儀についてはすでに近親者のみにて執り行われた。喪主は長男で同社代表取締役社長の生悦住歩氏。後日、お別れの会を執り行う予定だが日時や場所など詳細は未定。

故・生悦住望氏は、1961(昭和36)年に同社入社。その後、1968(昭和43)年取締役、1969(昭和44)年常務取締役、1974(昭和49)年専務取締役、1977(昭和52)年代表取締役専務取締役、同年代表取締役社長、2006(平成18)年代表取締役会長を歴任した。

また、旧・超硬工具協会が1968年に創立20周年を記念して挙行した海外視察団に参加したことを皮切りに、2013(平成25)年に常任理事を退任するまで、45年間の歳月を協会とともに歩んだ。その間、副理事長を通算5期10年、常任理事を10期20年、役職は懇親担当2期3年、関連団体担当4期8年、超硬工具協会賞担当2期3年、関西地区担当8期16年と、30年間で4つの担当を全うするなど、超硬工具協会の中枢役員として協会の発展を主導した。それらの業績により、平成25年度超硬工具協会賞「業界功労賞」を受賞している。

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