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ユーザー通信231号 3面:記念すべき8周年 アストロスケール

ユーザー通信 WEB版

宇宙大特集
記念すべき8周年 アストロスケール

今年も「持続可能な宇宙時代の幕開け」を牽引

宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承するため、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスの開発に取り組む世界初の民間企業、アストロスケールホールディングス(本社=東京都墨田区、創業者 兼 CEO=岡田光信氏/以下、アストロスケール)は、今年5月4日で設立8周年を迎えた。

奇遇にも5月4日は、世界中のスター・ウォーズファンや宇宙好きにとって特別な日である「スター・ウォーズの日」(劇中の名台詞に由来)と重なるのだが、3月22日にスペースデブリ除去技術実証衛星『ELSA-d』(※本紙8面参照)が宇宙へと飛び立っただけでなく、静止軌道の衛星寿命延長市場への参入、 ネテックスプロのグランプリ受賞を含む様々な賞の受賞、累計調達額210億円の達成、社員数およそ200名に上るチームの成長など、アストロスケールはこの1年で多くのことを達成した。

「8」は日本では縁起の良い数字とされているが、ELSA-dの技術実証や日本チームの次の『ADRAS-J』打上げに向けた準備が待ち受けるなど、今年もまた特別な1年となりそうだ。

持続利用可能な宇宙時代がいよいよ幕を開け、これからもアストロスケールはその先頭を走っていく。

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