ユーザー通信212号_6面:ジグ研削盤は、より「自動加工」がキーワードに 三井精機工業
ジグ研削盤は、より「自動加工」がキーワードに 三井精機工業
三井精機工業(本社=埼玉県比企郡川島町、加藤欣一社長)はメカトロテックジャパン(MECT)2019にて、5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55X Ⅲ』と高精度ジグ研削盤『J350G』の工作機械2機種と、油潤滑式ZgaiardXシリーズのインバータコンプレッサ『ZV22AX‐R』を出展する。
工作機械についてそれぞれ概観すれば、Vertex55X Ⅲは、最小の設置スペースで最大の加工エリアを実現(2m×3mの設置スペースで最大Φ750㎜×高さ525㎜のワークが積載可能)といった初代Vertexの基本的な特長はそのままに、三代目は、さらに強力になった主軸熱変位補正機能でZ軸の変位量を従来の約1/3に改善、ベッド・コラム剛性の向上で微小線分送りによる3次元形状の面品位向上等で、先代(同Ⅱ)からのバージョンアップを遂げている。
一方、高精度と使い勝手を極めたジグ研削盤の決定版と称されるJ350Gは、砥石軸の自動切込みストロークが2㎜~53㎜に拡張したことで、異径穴の自動加工範囲を飛躍的に拡大した。
遊星回転で径の異なる穴加工の際に、1本の砥石で小さな穴から大きな穴までを連続で自動加工することができる。今回のMECTでは、より「自動加工」をキーワードとして臨む。
【MECT2019/三井精機工業 小間番号・3B05】
2019年10月24日