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ユーザー通信205号抜粋:OKK 中部・西日本プライベートショーに600人超来場

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デモ加工が「高速系推し」の展開に


OKK(本社=兵庫県伊丹市北伊丹、宮島義嗣社長)は2月21~22日、本社・猪名川製造所にて「中部・西日本プライベートショー」を開催し、立形MCの新製品『VB53α』など5機種を展示するなか、2日間で600人超が来場した。

今回のおもしろさはデモ加工にあり、5軸MC『VC-X500』では、パンチタップによるヘリカルねじ加工の新技術(M6 2d 加工時間 驚異の0.85秒)、アルミニウム合金加工用高能率カッタ(Φ100 18枚刃)での高速高能率加工の実現といった、どちらかといえば、従来の「重切削推し」から、「高速系」を推したデモ加工が見られたほか、切削熱をキーワードにしたCERAMICエンドミルによる難削材の易削化など、多彩な展開を見せた。

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