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ユーザー通信197号抜粋 立花エレテック、売上高・利益ともに「大幅、驚異的に伸長」(平成30年3月期決算)

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立花エレテック、売上高・利益ともに「大幅、驚異的に伸長」(平成30年3月期決算)

中長期経営計画「C.C.J2200」の成果を強調

電機・電子技術商社のリーディングカンパニー、立花エレテック(本社=大阪市西区西本町)は5月10日、平成30(2018)年3月期の連結業績を発表した。
売上高 1783億2400万円(対前期比11・3%増)、営業利益 63億9500万円(同23・6%増)、経常利益 66億500万円(同23・7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 45億3900万円(同16・6増)と、売上高・利益ともに過去最高を更新した(ただし、携帯電話のアッセンブリ事業を手掛けた当時の売上高1800億円超は除く)。
なかでも、FAシステム事業の売上高は1041億5700万円と初めて1千億円の大台に乗り、約65億円の伸び幅を示した。同じく伸び幅で他事業を見れば、半導体デバイス事業が約68億円、施設事業が約11億円と、主要なカテゴリーすべてが大幅増収となった。
さらに、高木商会など主要子会社についても、デジタル接続機器などが大幅に伸長し、海外子会社においても半導体を中心に日系顧客向けが好調に推移した。
渡邊武雄社長(※写真)は、「連結売上高での増額幅は181億600万円、単体での売上高は1305億6500万円(112・5%増)で増額幅は145億4200万円と、驚異的な伸び、大幅な増収増益となった。要因は何といっても、世界的な半導体業界の好況と、それを受けての半導体デバイス事業の大幅な伸長。加えて、半導体および液晶製造装置関連等の積極的な設備投資需要による、インバーターやシーケンサといったFAシステム事業も好調に推移した結果」と説明。
さらに、「ただそれだけでは、世間並みの伸びしかできない」と前置きしたうえで、中長期経営計画「C.C.J2200」の着実な成果を強調した。
「特に、地域サービスレベルの均一化が功を奏し、産業メカトロニクス部門が首都圏・中部圏での市場開拓に注力し、伸長した。また、IoTやAI時代を睨んだ『自社保有技術によるシステムソリューションビジネス強化』へ取り組み、産業用ロボットを活用したシステム提案型ビジネスへの注力が、ビジネスの領域を拡大しプラスオンされた」と続けた。
そのうえで、平成31(2019)年3月期の業績については、売上高 1820億円、営業利益 64億5千万円、経常利益 67億円、親会社株主に帰属する当期純利益 46億円を計画する。

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