ダイジェット工業 金型加工用刃先交換式ドリル「M12 下穴加工用 TA ドリル」新発売
ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、金型加工用刃先交換式ドリル『M12 下穴加工用 TA ドリル』(TTD 形)本体およびインサートの販売を開始した。
プレス金型において M12 固定ボルトが多く使用されているが、その箇所にはすぐそばに干渉物があることも多く、それらを避けて加工するために MT シャンクのドリルが多用されている。しかしながら MT シャンクのドリルはハイスドリルしか選択肢がなく、能率向上の手段が限られていた。そこで MT シャンクハイスドリルの超硬化による高能率化に寄与すべく、ダイジェット工業では、同製品の開発に取り組んだ。
主な特長は、次のとおり。①穴あけ箇所に干渉物があり、突き出しを長くせざるを得ないM12の下穴加工をノンステップで一発加工可能②従来のハイスドリルでの加工では必要であったセンタ穴加工やステップ加工が不要となり、加工工程の削減、加工の高能率化が図ることができる。主用途は、鋳鉄、ダクタイル鋳鉄加工専用。
サイズ・価格は、【M12 下穴加工用 TA ドリル 本体】形番・標準価格:TTD1000MT1 (MT シャンク) 61,400 円(税抜き)、TTD1000S12 (ストレートシャンク) 31,000 円(税抜き)【M12 下穴加工用 TA ドリル インサート】形番・サイズ:TTD 形・・・φ10.2、φ10.3、φ10.4(3 形番)、標準価格:7,200 円(税抜き)。
2024年4月13日