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[262D]大阪管材組合新春賀詞交歓会「今年は関西にとって勝負の年、大きな変革続く」

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大阪管工機材商業協同組合は1月12日、大阪・なんばのスイスホテル南海大阪で、「令和6年新春賀詞交歓会」を開催し、来賓や正会員・賛助会員など485名が出席。開会に先立ち、能登半島地震犠牲者への哀悼ならびに被災者へのお見舞いと復興を祈念し、参加者全員で黙とうをささげた。

同会は、粟井寛儀副理事長(粟井機鋼社長)の司会で開会。はじめに岡﨑信一理事長があいさつに立ち、組合として災害義援金・百万円を石川県に寄付することを報告したのに続き、人材育成や研修、福利厚生をはじめ、最大イベントである「管工機材設備総合展」(昨年9月)の成功など今期の組合活動の実績を紹介。「今年も『一社ではできないことを、協同で取り組み実現する』との組合本来の使命に徹し、団結力を一段と強化して、業界の発展に尽力する」と新年の抱負を語った。

次いで、昨秋の叙勲にて「旭日小綬章」を受賞した全国管工機材商業連合会の橋本政昭会長(橋本総業ホールディングス社長)が、「組合活動を通じて、業界の発展に貢献してきたことを評価していただいた。今後も業界や社会の成長のため、全力で尽力していく」と謝辞を述べた。

さらに、来賓を代表して、経産省近畿経済産業局産業部・細川洋一部長は、「今年は関西にとって勝負の年となる。来年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)を控え、大きな変革が続くが、これを成長への好機として新たな事業開拓に期待する。管工機材は、生活や産業の基盤となる重要な役割を担っており、設備投資や生産性向上などを促進する様々な支援策を活用し、さらなる発展を」とスピーチ。続いて賛助会員を代表して、鶴見製作所の辻本治社長は、「当社はこの1月5日に100周年の佳節を迎えたが、創業以来、一度も赤字決算をしていない。これは、当社の事業活動が人々の暮らしに欠かせない『水』に関わっているからだ。今後も、本業であるポンプ技術を中心に、皆様とともに社会と業界の発展に貢献していく」と強調した。この後、商工組合中央金庫大阪支店の木村光孝執行役員支店長の発声で乾杯、木澤利光副理事長(昭栄社長)の閉会あいさつ、安藤康雄理事(安藤社長)の中締めで、閉会した。


▲大阪管材組合・岡﨑

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