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ミツトヨ、サービスエンジニアリングの頂点競う世界大会を実施 日本が優勝

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ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)は、11月14日~16日までの3日間、自社のサービスエンジニアリングの技術力を競う大会『第1回ミツトヨスキルオリンピック2023』を実施した。

世界中のものづくりの現場に納入されている測定機の「精度」は、サービスエンジニアの技能、技術によって担保されている。世界30の国と地域から、総勢500名のサービスエンジニアの頂点を決める大会としてミツトヨスキルオリンピックを開催。大会趣旨は①サービス品質の向上②グローバルミツトヨの結束力向上③サービスエンジニアにスポットを当てる。その第1回大会の決勝が栃木県宇都宮市にあるミツトヨグローバルサービストレーニングセンタにて行われた。予選は各地域にて行われ各地域の代表チームが選ばれた。北欧エリア=ドイツ、フランス。南北米エリア=アメリカ。アジアエリア=タイ、ベトナム。中華エリア=中国。日本エリア=日本。

競技内容は実際の顧客先での作業を想定し、4種の代表的な測定機(三次元測定機、画像測定機、形状測定機、真円度測定機)に仕込まれた不具合を調査・特定から修理までの技術と対応能力、そして接客技能を競う実技と測定機に関する知識を競う筆記テストを実施。決勝大会の出場選手は、世界予選を勝ち抜いた精鋭7チーム(14名)によって争われ、第1回大会優勝国の栄冠は、開催国の日本チームが勝ち取った。


▲開催国・日本が優勝

 

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