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仙台に3拠点目の「DMG MORIアカデミー」オープン

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DMG森精機(グローバル本社=東京都江東区、第二本社=奈良市、森雅彦社長)は9月7日、基礎的な内容から5軸加工機での高度な加工に関するトレーニングを提供する場として「DMG MORI ACADEMY 仙台」をオープンし、同社顧客や地域の学生を招いて、開所式を執り行った。

DMG森精機はこれまでも製造業全体の若手技術者育成と、顧客のNC機械導入時の立ち上がりをスムーズにすることを目的として、東京都江東区、三重県伊賀市、愛知県名古屋市の同社施設3ヶ所にて機械加工や操作方法のスクールを開催してきた。そんな中、2025年にかけて、全国5ヶ所に研修施設を新設し、全国のより多くのユーザーと地域の学生たちに、最寄りの場所にて同社実機でのトレーニングに参加できる機会を拡充するべく、今年4月26日に浜松、5月12日に金沢が開所しており、仙台は3拠点目となる。さらに、来年(24年)には岡山、福岡と順次開所予定で、各拠点周辺にてユーザーの要望に応じたスクールを提供していく。

仙台には、浜松、金沢同様に5軸加工機『DMU 50 3rd Generation』、複合加工機『NTX 1000 2nd Generation』を設置するほか、デジタル・トランスフォーメーション(DX)ツールである『TULIP』、ロボットシステム『MATRIS Light』も備え、経験豊富なDMG MORIエキスパートによるプライベートレッスンをユーザーのスキルに応じて丁寧に提供する。また、eラーニングと実習を組み合わせた、より効果的・効率的な教育を実現する「デジタルアカデミー」も導入し、ユーザーは柔軟なスケジュールでスクールに参加することが可能となる。

【概要】▽住所=宮城県仙台市太白区八本松二丁目2番17号▽延床面積=2階建て805㎡。


▲9月7日開所式のようす

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