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三菱マテリアル/CVD超硬材種『MC6100シリーズ』にポジティブインサート383アイテム追加

ニュースリリース ユーザー通信 WEB版

三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種『MC6100シリーズ』にポジティブインサート383アイテムを追加し、販売を開始した。

「MC6115」は高速加工向けに開発された工具材種であり、高硬度母材と耐摩耗性が向上した新しいAlコーティングとの組み合わせにより、高速加工で優れた性能を発揮する。「MC6125」は鋼旋削加工の第一推奨材種として連続から断続まで幅広い加工に対応した工具材種である。このたび、形状面での適用範囲拡充を図るべく、ポジティブインサートをラインアップに追加した(※「MC6125」50アイテムは7月3日より販売予定)。MC6100シリーズの主な特長は次の通り。

①「Superナノテクスチャーテクノロジー」で緻密かつ均一に結晶を成長させることにより、高い耐摩耗性を発揮②コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相「Super TOUGH-Grip」テクノロジーにより、密着力が向上し、コーティング剥離を抑制③コーティング層の引張り応力を緩和することにより、刃先不安定加工時の衝撃による亀裂進展を抑制。 MC6100シリーズは従来品に対して引張り残留応力を80%低減。

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