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パナソニックが宇宙ビジネスゲーム型研修を導入

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新規事業創出に向け「新しい視点を獲得」「成長産業から学ぶ」エッセンスが合致

パナソニック(本社=東京都港区、品田正弘社長) は、新規事業創出を目指すGame Changer Catapult(ゲームチェンジャー・カタパルト)のメンバーを対象に、宇宙ビジネスとベンチャー経営をテーマとした社会人向けビジネスゲーム型研修プログラムを導入した。

この研修プログラムを提供したのは、宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD(本社=東京都中央区、永崎将利社長)で、その出会いは昨年12月、三井不動産主催の東京・日本橋で開催された日本最大級の宇宙ビジネスカンファレンス・展示会「Space Week」にて、Space BDの教育事業に興味を持ったことがきっかけだった。パナソニックの新規事業創出に向けた「異なる環境に気軽に身を置き、新しい視点を獲得したい」、「成長産業である『宇宙』を体系的に学びたい」といったニーズに対し、Space BDの宇宙ビジネスゲーム型研修が提供できるエッセンスが合致し、このたびの実施に至った。研修当日は、人工衛星開発会社の経営者としての様々な意思決定・チームコンフリクトなどの経営疑似体験をするとともに、Space BDの川元健一取締役より、創業6年目のベンチャー企業が悩みながら歩んできた実際の経営事例が語られた。結果、参加者からは「立ち上げフェーズにおいては、事業にかける想いと情熱を持ち、限られた環境の中で最大限伝える努力が必要。それがその後の結果に大きく繋がる」、「その時の決断は正しかったかどうかはわからない。それでも、新規事業を創出する上では、全ての選択肢を最大で取り続けることが重要」など多くの学びを得たというコメントが発せられたという。

なお、宇宙ビジネスゲーム型研修は企業のニーズや要望に応じてカスタマイズが可能であり、三井住友海上火災保険、ユニリーバ・ジャパンといった大手企業にも展開されている。

▲「想像以上に多くの学びがある」という宇宙ビジネスゲーム型研修

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