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ヤマシタワークス「ひょうごプラチナ成長企業」に認定

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鏡面仕上げ装置『AERO LAP』(エアロラップ)のメーカーで、金型品質向上事業を標榜するヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、同社の技術や取り組みが高く評価され、兵庫県の「令和4年度 ひょうごプラチナ成長企業」に認定され、2月2日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて授賞式が行われた。

ひょうごプラチナ成長企業とは、環境が変化しても持続可能な経営を実践する地域社会になくてはならない企業のことで、経営革新や第二創業にチャレンジするなど意欲の高い企業を成長期待企業として認定する、ひょうご産業活性化センターによる事業であり、単年度短期の取り組みではなく、複数年度での取り組みが評価されるのが特徴。事業において、専門家が伴走型で支援し、経営品質向上のためのPDCAを高いレベルで実施したのち価値共創経営を実現できた企業に対して表彰を行う。またヤマシタワークスは昨年11月には、「ハイブリッド打錠用杵」(耐久性に強く、耐食性にも優れている くすりの形をつくる金型)が発明協会による「発明奨励賞」を受賞している。

なお、ヤマシタワークスおよびエアロラップの販社・日本スピードショアは、3月8日(水)~10日(金)に幕張メッセで開催される「Grinding Technology Japan 2023」(GTJ2023)に出展し【ブース№・036】、AERO LAP『YT-300』を出展する。ちなみに、昨秋のJIMTOF2022でのエアロラップ展示では水分自動供給装置を初披露したが、自動化に関しては、磨きを兼ねた搬送ラインのほうがより注目を集めていたという。

▲ヤマシタワークス本社棟受付に展示の「ひょうごプラチナ成長企業」表彰盾

 

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