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大阪上町機工会 新年祝賀会/「多方向見る経営取り入れよう」(柳川会長)

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大阪上町機工会は1月19日、大阪市中央区馬場町のKKRホテル大阪にて、「令和5年 新年祝賀会」を開き、31名が出席した。

新年あいさつで柳川重昌会長(Cominix社長)は、「コロナ禍も丸3年、コロナは働き方、人間の接し方といった、ある意味、日本的な付き合い方を払拭していき、良くいえば『風習の世界統一』を残したように思う」と直近の状況にふれながら、企業のDX化対応など「私も50年この業界で仕事をしているが、いろいろ難しい時代になってきている。これからは上下左右に後ろも前も見る経営を取り入れていってほしい」と呼びかけ、乾杯発声の音頭をとった。

また、中締めのあいさつでは、エバオンの前西衛社長が、ついきのうの出来事として、「営業所の社員から退職の連絡があり『妻が他県で起業するので、それに付いていきたい』という理由だった。これも時代なのかなぁと思った。昔なら旦那さんの転勤に奥さんが付いていくので辞める、これがあたり前の時代だった気がする」とした上で、「DXが進んでいけば、もしかすると彼は退職せずに転勤できたのかもしれない」と、折しもまたDXの話題に追随するエピソードを披露し、1本締めで散会した。

▲柳川会長あいさつ

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