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ダイジェット工業 『ストライクドリル』シリーズのラインナップ拡張

ニュースリリース

ダイジェット工業は、好評を得ている超硬コーティングドリル『ストライクドリル』(EZN形)に、EZN8D形(8Dタイプ、クーラント穴付き)およびロールタップ下穴用(EZT形)を追加し、販売を開始した。

8Dタイプ

長寿命、高能率、高精度な穴あけ加工が実現できるストライクドリルに加工深さL/Dが8Dの深い穴加工が可能なEZN8D形(クーラント穴付き、有効加工深さ8×Dc)をラインナップし、シリーズを充実させて幅広い加工の対応を可能とした。主な特長は次の通り。

①求心性と切削抵抗低減を可能とした新シンニング形状の開発により、工作物への食い付き時から加工穴底部まで安定した切りくずが排出され、正確な位置に、拡大代の少ない高精度な穴あけ加工を可能とした②ダブルマージン形状とし、心厚の剛性を持たせることにより、深い穴加工においても切削抵抗の変動が少なく、精度の高い穴加工を可能とした③耐溶着性、低摩擦係数に優れた平滑処理技術で、切りくずの溶着や切りくず排出性を向上させ、バリや切りくず詰まりによる折損を抑制できる④微粒子系超硬合金と耐熱性・耐酸化性に優れた独自のコーティング被膜「バリューコート」を採用、一般鋼からプリハードン鋼、ステンレス鋼などの難削材まで幅広い被削材に対応し、高速加工で高精度・長寿命が実現 できる。主用途は、炭素鋼、合金鋼、プリハードン鋼、ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、ステンレス鋼等の穴あけ加工用。サイズは、Φ3~Φ14(111形番)。

ロールタップ下穴用

高精度な下穴管理が重要なロールタップ下穴用として高能率、高精度な穴あけ加工が実現できるロールタップ下穴用ストライクドリルEZT3D形(3Dタイプ、有効加工深さ3×Dc)、EZT4D形(クーラント穴付き、4Dタイプ、有効加工深さ4×Dc)を新規ラインナップし、一般鋼やステンレス鋼などの対応を可能とした。主な特長は次の通り。

①優れた求心性と切削抵抗低減を可能とした新シンニング形状の開発により、工作物への食いつき時から加工穴底部まで安定した切りくずが排出され、正確な位置に、拡大代の少ない高精度な穴あけ加工が可能②外径は0~‐0・01㎜と高精度、外周ダブルマージン形状により穴精度を向上させ、下穴管理が重要なロールタップ下穴用として、狙い通りの高精度な穴あけ加工が可能③耐溶着性、低摩擦係数に優れた平滑処理技術で、切りくずの溶着や切りくず排出性を向上させ、バリや切りくず詰まりによる折損を抑制できる④微粒子系超硬合金と耐熱性・耐酸化性に優れた独自のコーティング被膜バリューコートを採用、一般鋼からプリハードン鋼、ステンレス鋼などの難削材まで幅広い被削材に対応し、高能率、高精度な穴あけ加工で長寿命を実現できる。主用途は、ステンレス鋼、炭素鋼、合金鋼、プリハードン鋼等の穴あけ加工用。サイズは、EZT3D形=Φ2・78~Φ5・55(12形番)、EZT4D形=Φ3・68~Φ5・55(9形番)。

 

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