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セコ・ツールズ ハイブリッドライブイベントで自動車製造業向けイノベーションを紹介

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機械加工における唯一無二のインサイト

11月9日、ドイツのライブイベントで、セコ・ツールズと選び抜かれたパートナーがハイブリッドライブイベント『Automotive & General Engineering ITI』を開催し、機械加工の実演セッションや専門家によるプレゼンでは自動車製造や一般エンジニアリング向けの最新のソリューションを紹介した。

ドイツのデュッセルドルフ近郊にあるエルクラートの新たなイノベーションハブで開催されたこの自動車のITIプログラムは、オンラインでライブストリーミングされ、ハイライトやインタビューを視聴できる英語でのストリーミングも配信された。今回のイベントは、2014年にイギリスで始まり好評を博しているInspiration Through Innovation(ITI)イベントシリーズとして初となる、自動車部品の製造に焦点を当てたITIだ。これまでのイベントでは、医療や航空宇宙の分野でのイノベーションを探求するうえでコラボレーションがいかに重要であるかを説明してきた。ITIシリーズに新たに加わったこのイベントは、エルクラートにあるセコ・ツールズのイノベーションハブで開催された。開発とイノベーションを目的としたこの新しいセンターでは、非標準的なソリューションの機械加工プロセスをテストすることができる。こうしたソリューションは顧客と製造パートナーによる密接なコラボレーションによって実現した。

セコ・ツールズは、機械工具メーカー、サプライヤ、クーラント技術、CAD/CAMプログラミング、測定技術、 積層造形、関連サービスプロバイダの企業など、選び抜かれたパートナーと協力しAutomotive & General Engineering ITIを開催し、革新的な機械加工のソリューションの開発において、国際的で協力的なパートナーシップがもたらす優れたメリットについての説明も行った。セコ・ツールズとそれぞれの参加パートナーは、30分間の中でターボチャージャーのような部品の機械加工 や、パワースカイビングやギアリングといった機械加工の手法についてのプレゼンを行った。クーラント技術や電力供給に関して深く学ぶことのできるセミナーも開催、参加者は現地のイベント会場でビジネスのネットワークをつくる機会ともなった。なお、セコ・ツールズABの社長兼最高経営責任者、ステファン・スティーンストルップ氏がこのイベントの開会を務めた。

 

▲ターボチャージャー         ▲ギアスカイビング

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