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ユーザー通信245号 2面:ヤマシタワークス、兵庫県発行「グリーンボンド」(SDGs債)へ投資

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ヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、山下健治社長)は、このたび、兵庫県が発行する「グリーンボンド」(SDGs債)に投資した。

グリーンボンドとは、環境改善効果を有するプロジェクトに充当先を限定した資金調達のために発行される債券で、同債券は、国際資本市場協会が定義する「グリーンボンド原則 2021」、および「環境省グリーンボンドガイドライン 2022年版」への適合性について、日本格付研究所から検証を受けており、最上位である「Green1(F)」の評価を取得している。同債券の発行による調達資金は、兵庫県が取り組む地域の個性を活かしたSDGsの達成に資する次のグリーン化事業に充当される(『分類』▽事業内容の順)

『汚染防止及び抑制 再生可能エネルギー』▽下水汚泥広域処理場整備事業(下水汚泥を利用したバイオガスの生成・固形燃料化)/『エネルギー効率 再生可能エネルギー』▽県有施設の設備更新(照明のLED化、空調設備の更新、太陽光発電設備の導入)/『気候変動への適応』▽治水対策の推進を目的とした河川改修▽土砂災害対策のための治山・砂防対策等▽豪雨災害時に備えた法面防災対策▽豪雨時の防災・減災対策を目的としたため池防災対策▽高潮対策のための防潮堤の嵩上げや胸壁整備/『生物自然資源及び土地利用に係る環境持続型管理』▽土砂災害防止や温室効果ガスの吸収に資する森林整備▽森林整備に必要な林道整備/『陸上及び水生生物の多様性の保全』▽コウノトリの生息環境整備(ため池の浅瀬やビオトープの造成)。

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