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ダイジェット工業 『ミラーボール』に高硬度材加工用インサートをサイズ拡張

ニュースリリース ユーザー通信 WEB版

ダイジェット工業は、高精度金型仕上げ加工を実現する刃先交換式ボールエンドミル『ミラーボール BNM/MBX形』の高硬度材加工用インサート(TS形)の外径Φ6~Φ12インサートをサイズ拡張し、販売を開始した。

好評を得ている外径Φ16~Φ30 インサートもPVDコート「DH102」に統一し、長寿命実現可能なPV高硬度材の高速加工において高精度かつ長寿命な仕上げ加工を実現する。主な特長は次のとおり。

①刃先強度と切れ味を両立した高硬度材加工用インサート。60HRCを超える高硬度材の中仕上げから仕上げ加工において安定した加工が可能②強ねじれ刃形により食付き時の耐衝撃性を向上しつつ、切削抵抗の低減を実現。加工時のびびりを抑制し仕上げ面精度を向上③ボールエンドミル中心切れ刃部の切りくずポケットの形状を改良し、切りくず排出性を向上④高硬度材・高速加工向けPVD被膜「DHコート」と高硬度材用微粒子超硬合金の組み合わせによる材種「DH102」を採用。

主用途は、被削材=高硬度焼入れ鋼、ダクタイル鋳鉄、鋳鉄。加工形態=金型三次元形状の中仕上げ~仕上げ加工用。サイズは、R3(Φ6)、R4(Φ8)、R5(Φ10)、R6(Φ12)、R8(Φ16)、R10(Φ20)、R12・5(Φ25)、R15(Φ30)の計8形番。

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