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ユーザー通信237号 2面 ミツトヨ、ヒノデHDと事業提携

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ミツトヨ、ヒノデHDと事業提携

ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)とヒノデホールディングス(本社=福岡市博多区、浦上紀之社長)は、それぞれが知見を有する事業分野を活かし、相互に発展するため、自社の子会社を含めた生産委託、研究・開発委託、技術導入および共同開発などの事業提携契約を締結した。

ミツトヨ郷原工場(広島県呉市)で生産を行っている自硬性鋳型による鋳造部品を、今後はヒノデHDの各工場で生産するとともに、鋳造技術に関して将来の研究開発を共同で進め、より良い製品を顧客に提供できる体制を構築していく。

鋳鉄製マンホール蓋の国内トップメーカーでもあるヒノデHDは、鋳鉄・アルミ・ステンレス鋳鋼、精密鋳造品の製造販売、金属製品の切削/研削加工、 鋳物材質のカスタマイズ、鋳鉄品の試作を事業内容とし、売上高は287億円、従業員数は1365名(※いずれも連結、2021年3月末現在)。

昨年12月には、牧野フライス製作所、田島軽金属と共同開発で、新素材の高剛性アルミ鋳造合金『ATHIUM』(アシウム)を発表している。

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