news-日本トムソン、IKOリニアモータテーブル「LTシリーズ」に高推力仕様拡充
日本トムソン、IKOリニアモータテーブル「LTシリーズ」に高推力仕様拡充
日本トムソン(本社=東京都港区、宮地茂樹社長)は、メカトロ製品であるリニアモータテーブル『LTシリーズ』に高推力仕様2を新たに追加し、販売を開始している。
リニアモータテーブルLTは、可動テーブルとベッドの間にACリニアサーボモータを組み込み、 光学式リニアエンコーダを内蔵したコンパクトで高精度な位置決めテーブルである。
軽量な可動テーブルと大きな推力により、高加減速・高応答な動作を可能とし、電子部品の検査・組立装置や医療・バイオ関連・光学機器など幅広い用途で使用される中、コンパクトタイプ「LT150CE」およびロングストロークタイプ「LT170LD」に高推力仕様2を新たに追加した。
既存の高推力仕様1と比較して、約17%の定格推力アップを実現し、コンパクトでも大きな推力を発生。
高加減速・高応答な位置決めを実現し、タクトタイムの短縮に貢献する。
主な特長は次のとおり。
▽高タクト=既存の高推力仕様と比較して約17%の定格推力アップを実現。
コンパクトでも大きな推力を発生し、タクトタイムの短縮に貢献する。
▽高推力=コンパクトな形状でありながら、最大推力390Nを実現。重量物の精密位置決めに最適。
主な用途として、機械部品の検査装置などの分野において、高精度な回転機構としての需要が見込まれる。
2021年12月29日