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「CoroPlusⓇ マシニングインサイト」日本市場で導入 サンドピック
工場の効率性と総合設備効率を改善する製造データ分析
サンドビック・コロマント(本社=名古屋市名東区、山本雅弘カンパニープレジデント)は、機械や工具の稼働率、機械の停止原因やアラーム情報にリアルタイムにアクセスし視覚化する『CoroPlusⓇ マシニングインサイト』(以下、マシニングインサイト)を日本市場で導入した。
マシニングインサイトは、サンドビック・コロマントが提供するデジタルソリューション「CoroPlusⓇ」のシリーズに属する製品であり、従来は手作業で行っていた機械の稼働状態、停止の時間やその原因、ワーク加工数、アラームの発生状況などのデータ収集をデジタルで一元化している。
これにより、リアルタイムで機械のさまざまな情報をタブレットやパソコンなどで確認でき、ダウンタイムを大幅に低減、生産プロセスを最適化することが可能となり、工作機械などの設備をネットワークに接続し、暗号化されたインターネット通信経由でマシニングインサイトのウェブサイトにデータを送ることで、手元のタブレットやパソコンでデータを閲覧・確認する仕組みになっている。
マシニングインサイトにはさまざまなダッシュボード(情報の一覧画面)やレポートが集約されており、代表的なものでは、機械の稼働状態が一目で確認できる。
「機械稼働率ダッシュボード」画面では、加工現場の作業がリアルタイムで可視化され、製造上の出来事や中断が強調表示されるなど、設備稼働率、生産状況、生産性および資産状況がモニターでき、容易に管理できるほか、ワークに関する情報を確認できる「パートアナリシス(ワーク分析)」画面、工具の使用状況が確認できる「ツールインスタンス」画面などがある。
利用できる機能やレポートの内容別に3種類のパッケージ(シルバー/ゴールド/プラチナ)を用意し、ユーザーのニーズに応じた選択が可能となっている。
2021年7月26日