ユーザー通信:日本ものづくり業界の発展に寄与できる情報媒体 UT-net.jp

ユーザー通信232号6面 大機器協   通常会員総会開催

ユーザー通信 WEB版

大機器協   通常会員総会開催

リアルとオンライン併用した行事を積極的に

メルセデス・ベンツ日本 上野社長講演を9月予定

大阪機械器具卸商協同組合(大機器協)は5月13日、大阪市中央区のホテル日航大阪を会場に、2年ぶりとなる通常会員総会(第49回)を開き、組合員、メーカー会員ら125名が出席した。

昨年来、大機器協もコロナ禍の影響を受け、残念ながら数々の行事を中止や順延せざるを得ない状況に追い込まれているが、中山哲也理事長(トラスコ中山社長)はあいさつの中で、「いつまでも延期、延期とはいっておられないので、リアルとオンラインの組み合わせ、併用した行事を積極的に取り入れていきたい」とした上で、目玉企画として、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長 兼 CEOを迎えての講演会を、9月16日(木)に東京で予定する旨言及した。

「タイトルはまだ仮題(「メルセデス・ベンツのこれからのEV戦略」)ながらも、いま急激にEV化が進みつつある中での貴重な聴講」として、50~60人のリアル参加者を予定、オンラインでは申込者全員が視聴できるよう準備中であり、この模様は大機器協にとどまらず、「せっかくの機会なので、全国の全機工連会員向けに配信していきたい。今後のEV化の進展は産業界最大の関心事といえる」と同行事へ大きな期待を寄せた。

中山理事長は、「息苦しい、制約の多い世の中ではあるが、コロナ禍により、逆に、新しいアイデアや方法が生まれたのではないかと思う。ピンチはアイデアを生み出すチャンスでもある」と締め括ったあと、議長として議案審議を進行、役員改選(理事4名、監事1名交代)など5議案を可決、承認した。

» «