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news-新製品 岡本工作機械製作所 2種の新ソフトウェアをリリース

ニュースリリース

岡本工作機械製作所 2種の新ソフトウェアをリリース

『OKAMOTO NCゲージ』発売開始

▼NCゲージメイン画面

平面研削盤の機上で3次元計測を実現
岡本工作機械製作所は、平面研削盤の機上で対象加工物の測定・幾何公差演算のプログラムを簡易的に作成する『OKAMOTO NCゲージ』をCNC研削盤向けにオプションとして開発、販売を開始した。
OKAMOTO NCゲージは、生産現場の測定工程を集約する目的として開発された。従来、オペレータが作成していた測定プログラムを自動作成することで、オペレータのスキルレス化を図ることが可能であり、平面研削盤では加工出来ない内径や円筒度等に対して3次元計測が可能となることから、研削盤の使用頻度を上げ、稼働率向上を図ることが可能なソフトウェアである。
OKAMOTO NCゲージは同社研削盤シリーズ(機上測定装置搭載CNC機)をオプション対象とし、工作機械・機器、精密金型、産業機器等がターゲット市場となる。

 

全自動研削システム『MAP研削ソフト』発売開始

▼MAP研削メイン画面

全自動・高能率・高精度をサポート

岡本工作機械製作所(本社=群馬県安中市、
石井常路社長)は全自動にて高能率・高精度に加工する『MAP研削ソフト』(特許出願済)をCNC研削盤向けにオプションとして開発、販売を開始した。

MAP研削とは、Measuring highest point(加工開始点を認識)、Air-cut less(空走距離削除)、Productivity(生産性向上)を意味しており、機上に搭載された加工物の情報を自動測定、最も高い部分から加工するプログラムを自動作成、加工条件やドレス条件を自動作成しながら、あらかじめ指定された製品情報までの加工を全自動で行うソフトである。

同ソフトには対象加工物に穴が開いている場合は測定ポイントを省く機能、反っている対象加工物をエアカットレス(最短の加工プログラム作成)で加工する機能、単独測定プログラム作成機能、自動補正研削プログラム機能等も搭載されており、生産現場のオペレータ不足解消や加工時間短縮による生産性向上にも貢献すると考えられている。

MAP研削ソフトは、同社CNC研削盤シリーズ「UPGシリーズ」「PSG-CA3シリーズ」をオプション対象とし、工作機械・機器、精密金型、産業機器等がターゲット市場となる。

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