news-新製品ダイジェット工業 金型加工用工具3種のラインナップを拡張
ダイジェット工業(本社=大阪市平野区、生悦住歩社長)は、好評を得ている金型加工用工具『SKS‐GⅡ』『ショルダーエクストリーム』『スウィングミル』に、次のとおりラインナップを拡張し、追加発売した。
まず、四角ポジティブインサートを採用し、高剛性かつ刃数増により高能率加工が可能な高送りカッタ『SKS-GⅡ』SKG/MSG形に、モジュラーヘッドタイプ:工具径Φ35(3枚刃)を追加(計1形番)。
炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン等の平面削り、ポケット加工、ヘリカル加工等の荒加工用を主な用途とする。
次に、高能率肩削りカッタ『ショルダーエクストリーム』EXSAP/MSX形には、モジュラーヘッドタイプ:工具径Φ26、Φ28、Φ30、Φ33、Φ35(3枚刃。計5形番)、およびインサート:コーナR0.4タイプ(材種は「JC8050」「JC8118」)を追加。
ショルダーエクストリームは、肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15mmと大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。モジュラーヘッドは工具径>シャンク径のオーバーサイズ寸法を追加ラインナップし、切りくずの噛み込みによるホルダ・ワークの損傷を抑制する。
主な用途は、炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り等の荒~中仕上げ加工用。
さらに、ロングセラーの深切込み用ラフィングエンドミル『スウィングミル』DSM形には、低抵抗形インサート(材種はいずれもJC8050、JC8118)を追加し、独自のブレーカ形状の新インサートにより、深切込み重切削における低抵抗かつ安定加工を可能とした。
炭素鋼、工具鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、溝削りが主用途となる。
2019年8月23日