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ミツトヨ、CRYSTA-Apex V PLUSシリーズを新展開

ニュースリリース ユーザー通信 WEB版

エア低減機能搭載しニアライン需要にも対応

ミツトヨ(本社=川崎市高津区、沼田恵明社長)は、『CRYSTA-Apex V PLUS』の販売を、今年10月から開始する。

CRYSTA-Apex V PLUS シリーズは、ワールドワイドで好評な従来のCRYSTA-Apex V500、700、 900 シリーズをリニューアルし、精度保証温度範囲を従来の16~26℃から15~30℃へ拡大、エア低減機能を搭載することで近年増加しているニアライン需要にも対応するとともに、使用環境および測定機本体の両面でランニングコストの削減・環境負荷の低減を実現した。

温度変化の大きな環境では緻密な温度補正が重要となるが、ミツトヨの三次元測定機は測定物の温度変化にあわせてリアルタイムに温度補正を行う「リアルタイム温度補正」や、測定原点と伸縮する原点を個別に設定できる「温度補正原点設定機能」を使用することで、信頼性の高い測定結果を得ることがでる。このような高度な温度補正機能と精度保証温度範囲の拡大により、例えば外気温の高い夏場であっても28℃前後の温度環境下で使用可能となるため、より現場に近い環境での測定需要にも対応できる。さらに、新搭載の「エア低減機能」を標準搭載。待機時のエア供給を一時停止することで不必要なエア消費を抑え、稼働中の消費電力・環境負荷を大幅に低減する。

新たなCRYSTA-Apex V PLUSシリーズ【500シリーズ/700・900シリーズ/900(Z800)シリーズ】は、現在の測定機が求められている幅広い使用環境で高度な品質管理を実現するとともに、環境負荷の低減・経済性の向上に貢献する。

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