山善、九州支社に再生可能エネルギー100%の電気を導入

山善(本社=大阪市西区、岸田貢司社長)は、2025年4月1日より、九州支社の購入電力を再生可能エネルギー100%の電気に切り替える。再エネ電気は大阪ガス(本社=大阪市中央区、藤原正隆社長)の「D-Green RE100」を通じて調達し、同社の100%子会社であるDaigasエナジー(本社=大阪市中央区、福谷博善社長)を代理店とする。山善とDaigasエナジーは2021年10月に基本業務提携契約を締結している。
山善は、2022年度にTCFDへ賛同し、2050年度には実質カーボンニュートラルを目指して脱炭素への取り組みを進めている。その一環として、同社のScope2(エネルギー間接排出)におけるCO2排出量削減のため、順次、国内の主要拠点の電力を再エネ電気(D Green RE100)に切り替えており、今回、九州支社に再エネ電気を導入することにより、 年間約84t-CO2を削減する。他の拠点との合計削減量は年間で約800t-CO2を見込んでおり、一般家庭約310世帯分(世帯当たり年間2.59t-CO2で試算)の年間CO2排出量に相当する。
今後も山善は、主要拠点(広島など)の再エネ電気への切り替えを順次進めていくとともに、従来から取り組むコーポレートPPA事業等の「グリーンビジネス」 を推進することで、サプライチェーン全体のCO2削減に寄与する。そして、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしていく。

▲山善九州支社の外観
2025年3月27日