news-【セコ・ツールズ ニッケルベース超合金を高速フライス加工】
セコ・ツールズは、激しい断続切削を伴うニッケルベースの耐熱性超合金(HSRA)のフライス加工および旋削加工の生産性を高める、Secomax?CS300 セラミックチップおよびRN/RPカッタボディを発売した。
新しいカッタは、標準的な超硬フライス加工に比べ、生産性を最大8倍にまで引き上げ、航空宇宙および発電用タービン分野の幅広いコンポーネントの加工に最適。
CS300チップはサイアロンタイプのセラミックで、ノッチの耐摩耗性、靭性、熱衝撃耐性に優れている。また、600~1,200m/分の高切削速度時におけるフランクの耐摩耗性が最適化されており、一刃当たり0.05~0.15mmの送りが可能。
これらの特性により、被削材あたりの機械加工コストの削減、生産量の増加、リードタイムの短縮、エネルギー消費量の低減を実現する。
新しいRN/RPカッタボディは硬化処理とニッケルコーティングにより、信頼性が向上し、チップの摩擦が減り、高温耐性が強化されている。ウェッジクランプでチップをしっかりとロックし、内部エアクーラント供給口で切り屑排出性と熱制御を最適化する。
メトリックシリーズには、径32~50mmの正面フライス加工およびポケット加工向けの RP1204 カッタボディを用意している。
RN1207およびRN 1204の正面フライス加工用カッタは、32~ 125mm径、インペリアルシリーズには径 2.0 インチ、2.5 インチ、
3.0 インチの製品を取り揃えている。
2018年2月4日