三菱マテリアル 正面フライス『WSX445』にサーメット材種追加
2018三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、低抵抗両面インサート式汎用正面削りフライス『WSX445』にサーメット材種を追加し、販売を開始した。
三次元形状インサートの製造技術が向上しネガティブインサートによる正面フライスが市場に浸透している中、WSX445はポジティブインサートとネガティブインサートの特長を融合し、両面(4コーナ×2)使用できる経済性と従来成し得なかった低抵抗を実現させた。
このたび、左勝手インサートとワイパーインサートのサーメット材種を追加し、使用用途をさらに拡大した。主な特長は次の通り。
①サーメット材種は、仕上げ面に光沢が必要な加工や一般切削用として最適。
②サーメット材種「MX3020」は、耐摩耗性に優れ安定切削での寿命向上を実現し、「MX3030」は、耐欠損性に優れ断続切削加工に最適。
③「Lブレーカ」左勝手インサートは、切れ味重視の低抵抗タイプで、難削材の加工や機械・被削材の剛性が低い場合に最適。
2017年12月25日