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ユーザー通信230号 2面 日本アイ・ティ・エフ INTERMOLDで示す 「DLC膜の最新応用と可能性」

ユーザー通信 WEB版

日本アイ・ティ・エフ

INTERMOLDで示す
「DLC膜の最新応用と可能性」


セラミックコーティング受託加工のパイオニア、日本アイ・ティ・エフ(本社=京都市南区、森口秀樹社長/以下、ITF)は、「INTERMOLD 2021」(4月14~17日/東京ビッグサイト・青海展示棟)に出展する。

「見ていただいてこその品質」との信条により、2005年から展示会には積極的に出展を続けているITFは今回も、同社の代名詞ともいえるDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングをはじめ、ジニアスコート(ITFブランド)『HA』『HAクリア』といった水素フリーDLC、チタン系窒化膜、独自技術のクロム系超多層コーティングジニアスコート『IAX』などを中心にPR、拡販に臨む。

ITFは平成の30年間を経て、「DLCコーティングならITF」との呼び声高いポジションを築き上げた。

DLC膜の特徴と製法、DLC膜の自動車部品や機械・工具・金型などへの応用展開など、その研究、取り組みには枚挙にいとまがなく、そんな中で近年は、DLC膜の最新応用と可能性として、「未来の自動車部品のターゲット」を挙げる。

電動車両部品は、軸受(すべり、転がり)やギア、電動ウォーターポンプ、水素摺動部品の電動化に伴い、従来より厳しい、新たな摺動環境におかれ、また電装部品の小型軽量化、高出力・高効率、EV化により使用条件がますます過酷になり、深刻化が懸念されている。

このことから、ベアリングやギアへのDLC膜適用、DLC膜による水素脆化抑制、ローラー試験での摩擦係数の比較等々への適用が期待されている。
【小間番号・A‐353】

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