HMS Networks/費用対効果に優れたGatewayで拡張性の高い産業用ネットワークを
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HMS Networksは、Ixxat CAN@net Basicの販売を開始した。このスマートなCAN-FD-to-Ethernet ゲートウェイは、産業分野や車載環境におけるシンプルで拡張性が高く、費用対効果に優れた接続性に対するニーズの拡大に応えるべく開発した。
最新のアプリケーションでは、分散型CANネットワークとEthernetベースのシステムの間のシームレスな通信がますます求められるようになっている。しかしながら、エンジニアは性能・レイテンシ・システムコストのトレードオフを迫られることが多くある。従来のソリューションが不要な機能を備えた過剰な設計になっていたり、実環境でのCAN FD要件を満たすには機能があまりにも限られていたりする傾向にあるからだ。そこでCAN@net Basicは、最も重要なポイントである効率的なデータ交換と低いレイテンシ、そして手頃な価格に重点を置き、そうした課題に応えられるようにした。
レイテンシとジッターのバランス
多くのCAN-to-Ethernetシステムでは、CANメッセージごとにEthernetフレームを送信すると必要以上に割り込みが発生してジッターが大きくなり、システムの動作も不安定になる。反対にデータ集約するとジッターは低減されるが、レイテンシが増加してしまう。これに対してCAN@net BasicはUDP/IP通信を採用し、プロトコルのオーバーヘッドを大幅に削減するとともに、割り込みの負荷も最小限にとどめる。そのため、低いレイテンシと抑制されたジッターというバランスの取れたアプローチが可能となり、時間的な制約の厳しいアプリケーションに最適なものとなっている。
分散型システムの拡張
多くのデバイス(テスト環境や分散型システムなど)がCAN FDデータを交換しなければならないアプリケーションでは、特にバス長やノード数といったCANバスの物理的な制約がボトルネックになる。しかしCAN@net Basicを使えば、エンジニアは従来のCANトポロジーの制約に縛られることなく、Ethernetを介してネットワークを柔軟に拡張して分散型システムを接続できるようになる。
性能・品質を損なくことなくコストを削減
多くのユーザーは、高度なゲートウェイ機能の一部しか必要としていないにもかかわらず、フル機能のソリューションを購入せざるを得ない状況に置かれている。そこでCAN@net Basicは、これに代わる費用対効果に優れた製品となるように特別に設計しており、産業用としての性能と品質水準を維持しつつ、270ユーロという市場の実情に合わせた価格設定のもとで基本的な機能を提供する。
主な技術的特長は、次のとおり。▽CAN CC/CAN FDを1チャネル▽最大8 Mbit/sのCAN通信速度▽Ethernetを1チャネル(RJ45)▽ASCIIインターフェース・モード▽UDP/IP over Ethernetに対応▽Type CのUSB 2.0 High-Speedインターフェース(480 Mbit/s)▽取り外し可能なプッシュイン・コネクタ▽ガルバニック絶縁(CAN:2.5 kV・1分、Ethernet:1.5 kV・1分)▽動作温度範囲-25℃~+85℃▽保護等級IP20▽DINレールに取り付け可能なハウジング(108×149×27 mm)。
▲CAN-FD-to-Ethernet ゲートウェイは、産業分野や車載環境におけるシンプルで拡張性が高い
2026年4月21日







