セコ・ツールズ、環境に優しい製造を推進

Secoの目的は、製造を速く簡単で、持続可能にするところにあります。2025年、セコ・ツールズは、環境影響への低減、責任のあるビジネス業務履行実践に取り組んでいる顧客を支援するために、力強い一連の取り組みを開始する。
地球温暖化ガス排出ゼロと環境に優しい製造を推進
2024年のパイロットプロジェクトを成功させたセコ・ツールズは、固定式切削工具やソリッドエンドミルなど、製品のライフサイクルアセスメント(LCA)モデルを拡充する。充実したこれらのモデルでは、CO2排出データ、使用段階における見積書が得られ、それにリサイクルや修理などの循環型サービスの利点が確認できる。結果は入手でき次第、同社のWebサイトやサービスポータルに提示統合される。
また、同社の切削データエンジンは、推定消費電力を基にCO2排出量を算出でき、機械加工プロセスによる環境への影響を最適にする実用的なツールである。環境維持の持続可能性評価も利用でき、炭素排出削減のためプロセス変更を評価できる。
セコ・ツールズでは、専門家による環境維持の持続可能性評価を提供し、お客様が機械加工プロセスを最適化し、炭素排出を削減するのを支援する。主な取り組みとして、同社が実施する試験報告書や機能試験に環境維持の持続可能性節約を盛り込むことが挙げられ、これらは要望に応じて提供可能である。さらに、同社は、自社の製造拠点向けに開発された実績のある社内持続性評価を、顧客が環境維持の持続可能性の成熟度を評価するために利用できるデジタルで適応性の高いサービスに転換する。
責任を伴うビジネス業務履行実践の進歩
セコ・ツールズは、紛争鉱物資源とコバルトに関する毎年の資産価値評価活動を通じて倫理的な調達への取り組みを強化し、サプライヤーがOECD多国籍企業行動履行実践指針を遵守するようにしている。2025年には、サプライヤー行動規範の遵守確保にいっそう重点を置く。
健康と安全
同社では、従業員の健康と安全が最優先事項であり、積極的な事故防止対策、強化された研修プログラム、それに世界規模のリスク削減に重点を置いている。さらに、セコ・ツールズは、従業員の身体的および精神的健康を促進する社内ウェルネスプログラムを開始する。
環境維持の持続可能な未来のための循環型ソリューション
同社の新たにデジタル化された顧客リサイクルプログラムにより、使用済み超硬工具の返却プロセスが簡単になる。ユーザーはセルフサービスポータルにアクセスして、見積もりの依頼、リサイクル容器の注文、配送状況の追跡ができるようになり、さらにCO₂削減量のモニタリングもできるようになる。このサービスは現在、一部の市場で提供しており、2025年を通じてさらに多くの地域に拡大する予定である。
これらの取り組みによって、セコ・ツールズは環境維持の持続可能性、イノベーション、それに責任ある事業への献身を再確認し、今後1年間、ユーザーとパートナーのために強固な基盤を築く。
2025年3月1日